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選ばれる理由の作り方

「安くて量が多い」を武器にすると先が苦しくなる理由

結論:「安くて量が多い」という訴求は新規客を呼び込む入り口として一定の効果があるが、それだけを武器にし続けると原価と手間が増える一方で利益が残らなくなる。価格や量とは別の「選ばれる理由」を持つことが、長く続けられる経営には欠かせない。

「うちは量が多くて安いのが売りです」というお店は、大阪府内にも数多くあります。実際にコストパフォーマンスの良さは強い訴求力を持ち、新規のお客様を呼び込む力があります。しかし、この武器一本で経営を続けていくと、思いがけない苦しさに直面するケースが少なくありません。

「安くて量が多い」が苦しくなる理由

量を増やせば原価はそのまま上がり、価格を抑えれば利益は薄くなります。お客様が「量」と「安さ」だけを目的に来店している場合、さらに量の多い店やさらに安い店が現れれば、そちらに流れてしまう可能性が高くなります。加えて、原材料費や人件費が上がり続ける中で、同じ量と価格を維持し続けることは、経営を圧迫する要因になっていきます。

価格・量以外に持っておきたい「選ばれる理由」

コストパフォーマンスの良さは、あくまで来店の入り口のひとつとして活かしつつ、それ以外の理由も併せて伝えることが重要です。

  • 量や価格だけでなく、味や調理法にどんな工夫があるかを言葉にする
  • 接客や店の雰囲気など、価格では測れない体験価値を伝える
  • 「安いから」ではなく「また来たい」と思わせる要素を意識的に作る

これらが整っていれば、価格や量の面で多少の変更があっても、お客様が離れにくい状態を作ることができます。

今の武器を活かしながら土台を強くする

「安くて量が多い」という強みをすぐに捨てる必要はありません。ただ、それだけに依存した状態が続くと、値上げや原価上昇のたびに経営が不安定になります。今のうちに価格や量以外の「選ばれる理由」を言語化しておくことで、将来的な価格改定にも対応しやすい、強い土台を作ることができます。

よくある質問

Q. 「安くて量が多い」という訴求はやめるべきですか?
A. やめる必要はありません。ただ、それだけに依存せず、価格や量以外の選ばれる理由も併せて持っておくことが重要です。

Q. 原価が上がっている中で価格を維持するべきですか?
A. 選ばれる理由が価格以外にも整っていれば、適正な価格改定を行っても客離れのリスクを抑えやすくなります。

Q. 価格・量以外の魅力をどう見つければいいですか?
A. お客様の口コミや感想の中にある具体的な表現を集めたり、第三者による診断を受けることで見つけやすくなります。

ご自身のお店が価格や量以外の理由で選ばれているか気になった方は、無料の現地診断でご一緒に確認していくこともできます。

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