結論:味・接客ともに評価が高く、口コミも好意的なのに新規来店が伸び悩む飲食店の中には「口コミ待ち型」という状態が見られる。お客様の自然な発信だけに頼り、店側から能動的に発信していないことが原因である。
「口コミの評価は高いし、来てくれたお客様には満足してもらえている」——そう話す飲食店オーナーは多くいます。実際に口コミを見ても、好意的な内容が並んでいる店は少なくありません。それにもかかわらず、新規のお客様がなかなか増えないという相談も、大阪府内の飲食店支援の現場でよく聞かれます。
評判が良いのに、なぜ広がらないのか
口コミは、来店したお客様が「気が向いた時」に書いてくれるものであり、店側がコントロールできる情報発信ではありません。どれだけ良い評判があっても、店側が能動的に発信していなければ、その評判が外に伝わる機会は限られてしまいます。良い評判は「見つけてもらえれば伝わる」ものであって、「自然に広がっていく」ものではないという点が見落とされがちです。
「口コミ待ち型」に共通する特徴
- SNSアカウントはあるものの更新が止まっている、あるいはそもそも存在しない
- 「気づいた人が広めてくれるはず」という受け身の姿勢が強い
- 良い評判はあっても、それを店側が言葉にして発信したことがない
これらに心当たりがある場合、店の魅力そのものに問題があるわけではなく、その魅力を店側から発信する行動が不足しているだけの可能性が高いといえます。
受け身から一歩踏み出すためにできること
まずは、口コミに書かれている好意的な表現を、そのまま店側の発信にも活かしてみることから始められます。お客様が実際に使っている言葉には、店主自身が気づいていない「選ばれる理由」が隠れていることが多いためです。完璧な運用を目指す必要はなく、頻度よりも「選ばれる理由」を軸にした発信を止めないことが、受け身の状態から抜け出す第一歩になります。
よくある質問
Q. 口コミが良ければ発信しなくても自然に広がりませんか?
A. 一定の広がりはありますが、店側からも発信している店の方が、新規のお客様に見つけてもらう機会は多くなります。
Q. 何を発信すればいいか分かりません。
A. まずはお客様の口コミに書かれている具体的な表現を参考に、「選ばれる理由」を軸にした発信から始めるのがおすすめです。
Q. SNSを毎日更新する必要がありますか?
A. 毎日である必要はありません。頻度よりも、伝える内容に一貫性があることの方が重要です。
ご自身のお店が「口コミ待ち型」に近いか気になった方は、無料の現地診断でご一緒に確認していくこともできます。
