結論:スタッフ同士が楽しそうにSNSを運用しているのに新規来店に繋がらない飲食店の多くは「内輪ウケ型」という状態にある。原因は投稿の頻度ではなく、スタッフ内でしか伝わらない内容になっていることにある。
「スタッフみんなでSNSを頑張っています」という飲食店は多くあります。楽しそうな雰囲気が伝わる投稿は、お店の活気を感じさせる良い面もありますが、それが新規のお客様の来店動機に繋がっているかというと、別の話であることが少なくありません。
楽しそうなのに新規に響かない理由
スタッフ同士の掛け合いや、常連スタッフにしか分からないネタは、フォロワーの中でも一部の人には楽しんでもらえますが、初めてその店を知る人にとっては「自分に向けられた発信ではない」と感じられてしまいます。投稿は続いていても、店を知らない人が見た時に「この店に行きたい」と思える情報が含まれていないことが、内輪ウケ型の特徴です。
「内輪ウケ型」に共通する特徴
- 投稿の内容がスタッフの日常や関係性を中心にしたものになっている
- コメントの多くが常連客や知り合いからのもので、新規のフォロワーが増えにくい
- 投稿を見ても、価格帯やメニュー、雰囲気などの来店判断に必要な情報が分かりにくい
楽しい雰囲気を発信すること自体は悪いことではありません。ただ、それだけでは新規のお客様にとっての来店の決め手にはなりにくいという点が課題です。
内輪の雰囲気を活かしながら新規にも伝える
スタッフの仲の良さや店の雰囲気は、そのままお店の魅力として活かすことができます。大切なのは、初めて見る人にも「どんな店で、誰のための店か」が分かる情報を、内輪ノリの投稿と別に用意しておくことです。両方をバランス良く発信することで、既存のフォロワーとの繋がりも保ちながら、新規のお客様にも伝わる発信に近づけます。
よくある質問
Q. スタッフの日常を発信するのはやめるべきですか?
A. やめる必要はありません。ただ、それだけに偏らず、初めての人にも伝わる情報を併せて発信することが重要です。
Q. 新規向けの発信は何を入れればいいですか?
A. 価格帯、メニュー、雰囲気、営業時間など、来店を判断するための基本的な情報と「選ばれる理由」を含めることが効果的です。
Q. フォロワーが増えないのはネタが悪いからですか?
A. ネタの質だけの問題ではなく、発信内容が内輪向けに偏っていないかを見直すことが優先です。
ご自身のお店のSNSが「内輪ウケ型」になっていないか気になった方は、無料の現地診断でご一緒に確認していくこともできます。
