結論:広告やキャンペーンで新規のお客様は次々来店するのに、再来店にほとんど繋がらない飲食店の多くは「新規偏重型」という状態にある。原因は新規獲得力の不足ではなく、来店後に「また来たい」と思わせる工夫が後回しになっていることにある。
広告やSNSキャンペーンに力を入れ、新規のお客様を安定して呼び込めている飲食店は少なくありません。しかし、新規来店の数字は伸びているのに、リピート率がなかなか上がらないという悩みも同時に多く聞かれます。
新規は来るのに、なぜ再来店に繋がらないのか
新規集客に力を入れている店ほど、初回来店を促す施策(クーポン、キャンペーン、広告)への投資が中心になりがちです。その結果、「また来たい」と思ってもらうための工夫が後回しになり、来店後の体験が一度きりで終わってしまう状態に陥りやすくなります。新規獲得のための施策と、リピートを生むための施策は、本来別の設計が必要です。
「新規偏重型」に共通する特徴
- 初回来店向けのクーポンや特典は用意されているが、2回目以降の来店を促す仕組みがない
- 広告やSNSの内容が新規向けの訴求に偏っている
- スタッフが新規のお客様の顔や好みを覚える機会が少ない
これらに心当たりがある場合、集客力そのものは十分にあるため、来店後の体験づくりに目を向けることで大きな改善が見込めます。
新規からリピートへ繋げるためにできること
来店したお客様に「次も来たい」と思ってもらうためには、初回来店時の体験に一手間加えることが効果的です。次回使えるちょっとした声かけや、次に試してほしいメニューの提案、来店後のフォローなど、大きな投資をしなくても始められる工夫は多くあります。新規獲得の力を活かしながら、来店後の体験を意識的に設計することで、これまでの集客の努力がリピートという形で積み上がっていきます。
よくある質問
Q. 新規向けのキャンペーンをやめるべきですか?
A. やめる必要はありません。新規向けの施策とリピートを促す施策は、両方を並行して行うことが理想です。
Q. リピートを増やすには、ポイントカードなどの仕組みが必要ですか?
A. 仕組みがあると効果的ですが、必須ではありません。スタッフの声かけなど、小さな工夫からでも始められます。
Q. 新規客とリピーター、どちらを優先すべきですか?
A. どちらか一方ではなく、両方を意識することが重要です。新規で得たお客様をリピートに繋げることで、集客全体の効率が上がります。
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